リハビリテーションセンター実績

2009年6月10日

平成26年1月から12月までの退院症例のまとめ

全症例 466件(内、男性 201件、女性 265件)
平均年齢 78.4歳(男性74.7歳、女性81.2歳)

転帰

・当院入院でリハビリテーションを受けた患者さんの疾患の種類は脳卒中、骨折、廃用症候群(肺炎の後や手術の後の体力低下その他で生活動作が行いにくくなった状態)が多くを占めていました。このなかでは脳卒中が最も多く(約44%)、次いで骨折(約35%)でした。(図-1)。

・入院の疾患別を年次推移で見ると脳卒中の割合はやや減少傾向で骨折の占める割合が増加傾向にありました。

・脳卒中(209件)のなかでは脳梗塞が最も多く、脳卒中の約68%を占めており、脳出血とくも膜下出血はそれぞれ約24%と7%でした。

・骨折(161件)のなかでは大腿骨頚部骨折などの大腿骨近位部骨折(大腿骨の付け根の骨折)が最も多く骨折の約64%を占めており、次いで脊椎の圧迫骨折(約24%)でした。

・当院入院は原則的に紹介入院となっていますが、紹介元としては系列病院の三友堂病院が約半数を占めており、米沢市立病院と公立置賜総合病院がそれぞれ約1/4弱ずつを占めていました(図-2)。

・発症してから当院に入院するまでの期間は平均で35.0日であり、その期間は疾患別では骨折ではやや短い傾向となっていました(図-3)。

・当院に入院している期間は平均で67.4日であり、疾患別では骨折では平均60.7日と最も短く、脳卒中でも平均74.4日でした(図-3)。

・当院入院でのリハビリテーションの効果は図-5と図-6の通りです。図-5はFIM(日常生活機能評価)の得点の分布を入院時と退院時で比較したものです。この図では入院時には全介助又は一部介助が多かったのですが、退院時には自立又はほぼ自立のレベルにピークが移動しておりました。

・図-6は全症例と疾患別の入院時と退院時のFIM得点の比較です。入院時と比較して退院時には約16.5程度FIMの得点が増加しておりました。

・退院先としてはご自宅が約69%でした。有料老人ホームなどの「その他居宅」への退院を含めると在宅復帰率は約79%でした。この高い在宅復帰率は、ご家族のご協力はもちろんのことですが、看護職員・リハ職員・医療福祉相談担当者などの各種スタッフの患者さん宅への退院前訪問などによる環境調整や各種在宅サービス機関との綿密な連携・調整などによってなしえているものです。また、入院中に状態が悪化したりなどの理由で紹介元の病院にもどった症例は全体の約11%あり(図-4)、年次推移で見ると、この割合はわずかずつ増加傾向のようです。

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資料&原稿提供 三友堂リハビリテーションセンター